一生タイピングを続けるための
「疲れない」技術
速く打てることより大切なこと。
それは「痛みなく」打ち続けられること。
1. なぜタイピングで手首が痛くなるのか
タイピングによる手首・指の痛みの原因は、主に3つの悪習慣から来ています。
底打ち
キーを最後まで強く叩きつける習慣。衝撃が指の関節に蓄積し、腱鞘炎の原因に。
手首の角度
手首を反らせた状態(背屈)や、横に曲げた状態(尺屈)での長時間作業。
過度な力み
必要以上に力を入れてキーを押す。緊張状態が続くと筋肉が硬直。
2. 「疲れない」打ち方の3原則
① 「撫でる」ように打つ
キーは「押し込む」のではなく、指先で軽く「触れる」意識で。多くのキーボードは、あなたが思っているより軽い力で反応します。(※キーボードの種類によって最適な力加減は異なります)
② 手首を「固定しない」
手首をデスクやパームレストに「押しつけたまま」打たないことが大切です。不自然に持ち上げ続ける必要はありませんが、手首を固定すると指の可動域が狭まります。
③ 定期的に「止まる」
20分に1回、30秒だけ手を休める。連続作業を避けることで、疲労の蓄積を防ぎます。
3. 今すぐできるストレッチ
仕事中でも、練習中でも、1分でできる簡単ストレッチです。
注意:痛みが出るほど強く行わないでください。すでに痛みがある場合は医療機関を受診してください。
グーパー運動
手を強くグーにして5秒、思い切りパーにして5秒。これを5回繰り返す。
手首返し
腕を前に伸ばし、もう一方の手で指先を手前に引く。10秒キープ。
手首回し
手首をゆっくりと時計回り・反時計回りに各10回ずつ回す。
4. リストレスト(パームレスト)の正しい使い方
リストレストの使い方について
リストレストに手首を「押しつけたまま」打ち続けると、手首の可動域が制限されることがあります。
打鍵中は手首を自由に動かせる状態にし、休憩時にリストレストを活用するのが一般的なアドバイスです。
ただし、高さや姿勢が適切であれば、軽く触れる程度は問題ないとする意見もあります。ご自身の環境に合わせて調整してください。
正しい使い方
- タイピング中は手首を浮かせる
- 考え中・読み中はリストレストに置いて休む
- 素材は低反発・ジェルがおすすめ
避けるべき使い方
- 打ちながら手首を押しつける
- 硬い素材のリストレスト
- 高さが合っていないリストレスト
「速さ」より「長く」打てる自分へ
痛みなく、疲れなく、楽しくタイピングを続けましょう。
Study Typingで、身体に優しい練習習慣を。